たけのこの里を鳴らすのは帰ってくるあなたです。
たけのこの里 安心と信頼のネットワーク
＊妄想話です
『まぁが来てくれなきゃ帰らない、って聞かなくて』 と連絡をくれた リアルＦ４なお友達に、
迷惑かけて ほんとごめんね、と頭を下げつつ 酔っ払いを回収する。
そこそこ力はあるつもりだけど、ぐねぐねになった筋肉質の男は重たい。
じゅんー、ほら着いたよー、入ってー、とやっとのことでうちまでたどり着いたけれど、今度は玄関先で座り込んでしまった。
散歩中になにか いいものをみつけたわんこみたいに、引っ張っても てこでも動かないぞって顔で
『んー、 んー♪』
と機嫌よく 鼻先で指し示したのは、
玄関に飾った、前に番組でいただいた人形。
……… 。
う゛ーー、 この酔っ払いめ。
おんぶしろ、ってか！
半分閉じかかったとろんと色っぽい目をして
くにゃくにゃとおれの背中にしがみついてくる。
もう、どんだけ甘えん坊だよー、と
首もとにかかるあったかい息づかいに 思わずくすくす笑ってしまう。
この人形が番組でご披露された瞬間は。
みんなで 口がぽかんとなるほどびっくりしたよね。
あの頃 まだつきあって間もなかったおれたちは、バレたら大変 って思いでなんだかぎこちなくなってしまうから、番組で絡むのは極力避けていたから、
当時はまだ（まだ？）クールが売りのＭＪが、おれの背中に 可愛らしいぐるぐるほっぺで おんぶしてる姿なんて。
人形の真似して じゅんが被さってきたけど、ふたりとも動揺しちゃって 言うこともしどろもどろだったな。
翔ちゃんなんて 収録の後 『やべー、さっきは超冷えたー、人形作家の人間観察眼、マジぱねーな、怖えーー！』 なんて、ＤＫみたいな口調でまくし立てて 大興奮してたっけ。
『あんたら実は、酔っ払っていちゃいちゃしてるところ 見られたんじゃないの？』 って怖いこと言って にやにやする にのに、
リーダーが 『表現しようと思って観察すると、いろいろ見えちゃうんだろうなあ。 まぁいいじゃん、ふたりがよく表れてて かわいい、いい人形だよ。』
二人とも真面目なんだから、あんま からかうな、と穏やかに笑って… みんなの緊張感もとけたんだった。
… そのクールＭＪが、近ごろは。
あちこちで 『永遠の14歳』だの、『お子さま』だの 言われるようになってから、
観念しちゃったのか、開き直ったのか、甘えん坊の天然を隠さなくなってきて いきいき楽しそう。
可愛い顔は、ほんとはおれだけ、
まぁ 百歩譲って メンバーとか、たまーにファンの前とかだけにしてもらいところなんだけど。
「あんまり誰にでも見せると、おれだってさすがに妬けちゃうからね、
……って ぐえっっっ！」
首にしがみつく腕に、ふいに力がこもる。
「… なんで酔っ払うまで飲んだのか、理由を 聞かないのかよぅ」
「え？？？」
「… だからー。 俺がなんで酔っ払うまで飲んだか、聞けよっ」
まったく、この可愛い暴れん坊の甘えん坊、どうしようか。
「はいはい、
もしかして、こんなに飲んだのは おれのせいなのかな？」
「そだよ！ なんで俺だけ… 番組に呼ばにゃいんだおぉ！」
… 噛んでるし。 拗ねてるし。
「うん、ごめん ごめんて。」
「あの しょしゃんの、しょおしゃんの 嬉しそうな顔がっ！
浮かれきったいんたびゅーがっ！
まー！ おまえも可愛く ひっついたりしてっ！
俺も、俺も イナバしゃんに挨拶しに行くっ！
たけのこの里は おれが、おれが… まもる…」
おれの背中をひとしきり ぽかすかしたかと思ったら、電池が切れたように ぱたりと眠ってしまった。
ふふ、じゅんも やきもち妬いてくれてたんだね。
そーっと背中からおろして、ベッドへ。
言うだけ言って 気が済んだらしい。 平和な寝顔 しちゃって。
いいこ いいこ、 と きれいな額をなでると、たけのこの夢でも見てるのかな、にかっと天使みたいに笑った。
おれだって、じゅんに来て欲しいんだけどね。
まだまだ道明寺が似合う、ハッピーでゴージャスなきみだから。
自然薯の山も、あなごの海も、もう少し先なのかな。
大丈夫、山も海も
もちろん おれも、逃げないからね。
＊あんなに櫻葉予告できゅんきゅん盛り上がったくせに、モデルズ。
へへへ ( ´艸｀)
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めっちゃ眠いよー、今日7時間授業だから、ほんとにやる気出ないー…
やる気出ないから、とりあえずたけのこの里むしゃむしゃ食べてるよ朝から←
