中川家礼二は最近調子に乗り過ぎだと思う
中川家礼二の行列のできるお勧め通販店舗、注目の最新作情報をはいち早くリポートしてお届けしてます
仕事の都合で、M1は決勝戦しか見ていない。一応、録画しているものの、まだ全部を見ていない。
私は、決勝戦の顔ぶれを見て、絶対に優勝は、ミキか和牛のどちらかだと思っていた。仮に、とろサーモンの漫才が面白くても、軍配はミキか和牛に上がると勝手に決めつけていた。その理由は、吉本がその両者のどちらかを売り出したいと考えていると思ったからだ。
3組とも面白い漫才だった。元々、とろサーモンの久保田の喋りには定評があったが、あまりのゲスなキャラ?(私は、そのゲスぶりは本物だと思っていたが)に、世の中からは受け入れられてこなかった。正直、お笑い好きの私だが、とろサーモンのさん漫才をきちんと見たのは初めてだったかも知れない。圧巻の漫才だった。面白さ、スピード感、話術、どれをとっても素晴らしかった。ミキの漫才もスピード感溢れ、ホームランは無かったが、ヒットを打ち続けるイチロースタイルの面白さだった。和牛のネタも面白かったが、設定が、旅館の客と仲居さんの設定だったので、スピード感という点においては、先の二組ほどは感じられなかった。
個人的には、とろサーモンの漫才が一番面白いと思った。しかし、今から、この漫才コンビを売り出すには、久保田がゲスすぎし、見た目も可愛げがない。フットボールアワーのブサイク芸人、のんちゃん(岩尾)の可愛らしさのかけらほども、久保田は持ち合わせていないから、万人に受け入れられない。お金大好き吉本が、彼らを売り出そうとするとは思えなかったのだ。
しかし、とろサーモンは、優勝した。そのキーマンは、大吉先生だったと思う。吉本の大御所、巨人師匠と松本人志は、和牛に一票を投じた。吉本以外の審査員、金髪豚野郎でお馴染みの小朝師匠、リーダーこと渡辺正行、浪速の女王様、上沼恵美子の三人のうち、小朝とリーダーは、とろサーモンに、上沼恵美子は和牛に投票した。中川家礼二は、変わり者だから会社の意図など忖度するはずもなく、博多大吉先生が、吉本の意向をきちんと受け止めるかどうかにかかっていたように思う。日頃より、大吉先生は、自虐的に「吉本の犬」と呼んでいる。でも、今回の審査では、大吉先生は、自分の意志で自分のお笑いのプライドにかけて、とろサーモンを選んだ。誠実な大吉先生らしい行為だった。大吉先生の公式愛人「ぱいぱいでか美」が羨ましい。
私は、和牛はあまりブレイクしないと思う。ブレイクするのなら、準優勝で花開いたオードリーのように、昨年の準優勝でブレイクしたと思う。ミキは、フリートークもなかなかイケるので、これから羽ばたくであろう。ブサイクなお兄ちゃん、意外と話が面白い。2、3日前にネットニュースで、とろサーモンの久保田が、M1の舞台で観客に深々と頭を下げて、大変礼儀正しい人物であったと書いてあった。吉本が売り出すために、そういう情報をリークして好感度を上げようとしているのだろうか。私は、そんな事は知りたくない。とろサーモンの久保田には、とことんゲスであって欲しいと願っている。ゲス道を極めて欲しい・・・悪鵬、いや違った・・・白鵬のように。