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前回記事の続きになります!!
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本当は続きの記事だったのでサササッと続編を書いてしまうつもりだったのですが
一昨日からちょっとバタバタしてしまったので更新が遅くなってしまいました(;^o^)ゞ
大変お待たせしてしまいましたが、
柔軟剤に配合されている柔軟性分【陽イオン界面活性剤】についてまとめていきますね!!
◎市場流通している柔軟剤の主成分はほとんど同じ!?
前回の記事では市場の有名柔軟剤10点の成分を見比べるという作業までしていました。
柔軟剤の主成分は「陽イオン界面活性剤」という界面活性剤の一種で、
10品の界面活性剤が以下の内容であったことが分かりましたね!
なるほど~、
柔軟剤の主成分にはこういった成分が使われているのですね!
しかしこうやって眺めてみるとあることに気が付きませんか・・・?
それは、
- ソフラン アロマリッチ
- フレア フレグランス
- 無添加さらさ
- レノア オードリュクス 柔軟剤 イノセント
- ランドリン 柔軟剤 クラシックフローラル
- ヤシノミ柔軟剤
- fabrush 柔軟剤 無香料
以上10商品中なんと7種類が、
『エステル型ジアルキルアンモニウム塩』
という同じ成分が主成分になっているということです。
つまり市場流通している柔軟剤は基本的にどれも同じ成分で出来ていると考えられそうということです。
特に誰もが知っている有名大企業が販売元の商品はどれもこの成分が基本です。
ということはほぼすべてのご家庭でこの成分の柔軟剤が使われているということですので、
柔軟剤を見る上では非常に重要な成分ということになってきますね。
さて、「エステル型ジアルキルアンモニウム塩」・・・中々難しい名前ですが、
これは一体どういう成分なのでしょうか。
まずは『陽イオン界面活性剤の種類』から詳しく解説していきます。
◎陽イオン界面活性剤は大きく分けると【2種類】だけ!
まずはちょっと難しい表を貼ります。
こちらは陽イオン界面活性剤の大分類ともう少し詳しい種類、さらに化粧品表示名称とその性質・用途・刺激や毒性等をまとめた表です。
主な参考書は日本油化学会編『界面と界面活性剤 -基礎から応用まで-』と『油脂・脂質・界面活性剤データブック』、皆川基著『洗剤・洗浄百科事典』となっています。
詳しく見ていくと陽イオン界面活性剤はとても難しいのですが(^^;)、
簡単に説明すると、
その成分の大分類は大きく2種類のみに分類できます。
それが『第四級アンモニウム塩』と『第三級アミン塩』です。
◎『第四級アンモニウム塩』とは
第四級アンモニウム塩については当ブログでも何度か扱っている成分で、
直近だとファブリーズとリセッシュ、ハイジアなどの消臭・抗菌成分として登場しています。
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どういう成分のことを言うのか?というとアンモニアという成分を更に不安定化した構造の物質を基にした強電離性アルカリ成分なのですが・・・、、難しいので今度気が向いた時にケミカル雑学ででも解説しようと思います(;^^)ゞ笑
ざっくばらんに言えばですね、
この『第四級アンモニウム塩』というタイプの陽イオン界面活性剤は以下のような特徴を持ちます。
<メリット>
- とても強力な帯電防止作用を持ち強力な柔軟作用を持つ
- 強力な殺菌・抗菌作用を持つ
- 水質やpHに依存せずに効能を発揮できる
- 皮膚刺激や毒性が強めである
- 生分解性(自然界での分解性)が低めである
というわけで強力な柔軟・殺菌効果を持つ反面、
強力な毒性や刺激性を持つのがこのタイプの成分の大きな特徴です。
また【ベンザルコニウム型】【ジアルキル型】【モノアルキル型】の3パターンがあり、
一般的には、
【ベンザルコニウム型】>【ジアルキル型】>【モノアルキル型】
の順で効果が強力です。
殺菌力や毒性なども基本的にはこの順です。
ファブリーズ記事で紹介した『塩化ベンザルコニウム』は名前の通り【ベンザルコニウム型】でとても強力な成分です!
基本的に化粧品などには配合されないことになっています。
(医薬品や医薬部外品の殺菌剤としてや防腐剤としては利用されています。)
また【モノアルキル型】の陽イオン界面活性剤はヘアトリートメントなどの主成分に使用されているものですね。
「セトリモニウムブロミド」や「ステアルトリモニウムクロリド」などが有名ですね!
第四級アンモニウム塩の中では比較的低刺激(?)なので化粧品用に利用されています。
そして衣類用柔軟剤の主成分に用いられているのが【ジアルキル型】です。
化粧品用にも稀に使われていますが、
基本的な用途は衣類用柔軟剤として使用されているようです。
ちなみにこのままの成分では生分解性(自然界での分解性)がとても低いため、
微生物が分解しやすいように【エステル化】という処理を施した成分が現在の柔軟剤成分の主流となっています。
具体的にはアルキル基のさきっちょにエステル結合をくっつけているようですね。
「エステル化したジアルキル第四級アンモニウム塩」なので、
柔軟剤成分表には、
『エステル型ジアルキルアンモニウム塩』
と記載されているわけです。
実に7/10の割合で市販の柔軟剤は本成分が主成分になっていますし、
あとファーファファインフレグランスも「第四級アンモニウム塩」とあるので
結局のところ10本中8本が第四級アンモニウム塩主体です。。
第四級アンモニウム塩の刺激性や毒性は他の化学成分と比較してもかなり強めであり、
単純な毒性比較をすると洗剤などは比ではないと前々から注意喚起しています。
基本的にこういった成分の柔軟剤は推奨使用量以下のできるだけ少ない量で使用し、
アトピー・敏感肌等の肌の弱い方や小さいお子さんの肌着にはあまり利用しないことを僕は推奨していますね。
(ちなみに肌着はおしゃれ着洗剤で洗うだけがオススメです!▶)
◎『第三級アミン塩』とは
対して『第三級アミン塩』のタイプは以下のような特徴を持ちます。
<メリット>
- 皮膚刺激や毒性が弱めである
- 生分解性が良好である
- 帯電防止作用や柔軟作用は低め
- 殺菌力や抗菌力も低め
- pHや水質に依存して性能が変動してしまう
- ベビーファーファ濃縮柔軟剤(両性イオン型カチオン系)
- マイランドリーホワイトコットンの香り(第三級アミン塩系)
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リセッシュ與
優「明日講義ない人この指とーまれ!!」「……」優「え、なにみんなあんの?!」涼「はーい」蒼「ごめんなさいちょっと僕潔癖、リセッシュ持ってきて」瑞「まってゆうとばい菌扱いされてんだけどうけるwwww」優「……